ジェノベーゼのUnity備忘録

Unity関連についてのブログです。

tips:書き込み専用プロパティは定義しない

getキーワードのないsetキーワードだけのプロパティは定義してはいけない。
オブジェクトにおける属性を表すものがプロパティなので
属性の値を知ることのできないプロパティはプロパティとしての意味がない。
もしそういうものがあるならそれはプロパティではなくメソッドとして定義するべき。

tips:変数の宣言はできるだけ遅らせる

変数の宣言をクラスやメソッドの先頭にまとめて書く人がいるが、それはいい書き方とは言えない。 プログラムの理解を妨げることになるし、バグを混入させる危険を高めることになる。 先頭で宣言する変数は全体で利用される変数であるという認識をもつ。

tips:Unity Editor のバージョン種別

サポート期間 説明
LTSストリーム 2年間 バグフィックスが2年間実施される。TECHストリームの最終バージョンがLTSストリームへと引き継がれる
TECHストリーム 次のLTSリリースまで 年2回のメジャーバージョンアップが計画されている
プレリリース なし αバージョンやβバージョンといった検証段階

常に最新機能を追い求めたい人などはTECHストリーム

tips:マジックナンバーを避ける

マジックナンバーには名前をつける

クラス内で使うマジックナンバーconstで名前をつける。 またconstpublicにしない。 他のクラスに見せる場合は public static readonly を使う(constのバージョン管理問題)

tips : アセットのバージョン管理

GUID

Unityは内部的には「GUID」という値を用いて、Assetの一貫性を保っている。 同じファイルを複数回読み込んでしまってもGUIDが一緒なら正しく上書きされる。 このGUIDは「meta」をついてるテキストファイルに書き込まれており、 このファイルもGitなどで管理しないとトラブルを招く可能性がある。